産業廃棄物の排出および処理状況(平成22年度分)

新年明けましておめでとうございます。

今年も「廃棄物管理の実務」のご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

昨年末に環境省から重要な統計が立て続けに公表されましたので、順を追ってご紹介していきます。

本日は、産業廃棄物の排出及び処理状況(平成22年度実績)です。

 
 
環境省の発表によると、平成22年度の全国総排出量は3億8,599万トン
前年の平成21年度より、約400万トン減少しています。

3年連続で排出量が減少し続けていることになります。

産業廃棄物の発生抑制が進んだというよりは、日本経済の停滞に伴い、生産活動が低迷した結果であろうと思われます。

業種別の排出量を見てみると

   平成21年度         平成22年度
1位 電気・ガス・熱供給・水道業  電気・ガス・熱供給・水道業
2位 農業             農業
3位 建設業            建設業

と、上位3業種が産業廃棄物の排出量の大半を占める構図は相変わらずです。

また、産業廃棄物の各品目ごとの発生量を見てみると

   平成21年度  平成22年度
1位 汚泥      汚泥
2位 動物のふん尿  動物のふん尿
3位 がれき類    がれき類

となっています。

「汚泥」は、前年度よりも約374.4万トン減少
「動物のふん尿」は、前年度よりも331.5万トン減少
「がれき類」は、前年度よりも65.7万トン減少
という結果でした。

 
最終処分量は1,425万トンと、前年よりも66.4万トン増加しました。

ここ数年、最終処分量は年々減っていましたが、平成22年度は対前年度比で微増しています。

最後に、日本全体での産業廃棄物処理フローをまとめておきます。

        産業廃棄物 385,988千トン
                |
                |
                |
       __________|_____________   
      ↓         ↓            ↓
   直接埋立する分   中間処理(焼却・    再生利用される分
             破砕他)される分
   6,298千トン 295,859千トン   83,831千トン
     (2%)     (77%)        (22%)
      |         |
      |         |
      |         ↓
      |     中間処理後に残るもの
      |     128,860千トン     
      |       (33%)
      |         |
      |         |
      |         |---→再生利用される分
      |         |    120,902千トン
      |         |      (31%)
      |         ↓
      |       埋め立てる分
      |       7,957千トン
      |        (2%)
      |         |
      |_________|
           |
           |
           ↓
      埋め立てられる分の合計
        14,255千トン
         (4%)

 ※各項目は、四捨五入してありますので、収支が合わない場合があります。

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