産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成25年度)について
2014年12月26日に、環境省から「産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成25年度)について」が発表されました。
環境省の発表内容によると、
1.平成25年度に新たに判明したと都道府県等から報告のあった不法投棄事案の件数は159件(前年度187件、▲28件)、
不法投棄量は2.9万トン(同4.4万トン、▲1.5万トン)
2.平成25年度末における不法投棄等の残存事案として都道府県等から報告のあった件数は2,564件(前年度2,567件、▲3件)、
残存量の合計は1,701.7万トン(同1,777.3万トン、▲75.6万トン) でした。
投棄件数と投棄量ともに、近年は減少傾向にあります。
ただし、この統計は1件当たり10t以上の比較的大きな規模の不法投棄のみを集計の対象としていることに注意が必要です。
また、不法投棄とはされていないが、不法投棄と同様に処理の見込みが無い不適正保管(あるいは放置)が全国各地で散発しています。
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2015年1月6日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:統計・資料