家電リサイクル法の実施状況(令和3年度)

2023年4月21日付で、経済産業省及び環境省から「令和3年度における家電リサイクル法に基づくリサイクルの実施状況等について」が公表されました。

このうち、「引取台数」や「再商品化率」については、2022年7月1日付の「家電リサイクル実績(令和3年度)」で既に公表済みです。

・全国の指定引取場所における引取台数(令和3年度)

・再商品化率(直近3年実績)

今回の発表で新たに公表されたデータとしては、

出荷台数を分母とした回収率は68.2%となりました。

が挙げられています。
前年度の令和2年度よりも、3.4%増加しています。

その他、色々なデータが経年推移も含めてまとめられていますが、今回は、
「4品目別の回収率の経年比較」を転載しておきます。

室外機が比較的高値で売れるためか、エアコンの回収率が約38%と低調になっています。

「フロンガス?何それ?」という国内外のスクラップ業者が、(一部、適切な処理をしているケースがあるかもしれませんが)スクラップとして大量に処理している現状を考えると、この数値をもっと高める努力が必要なのではないでしょうか?
上記発表資料「フロー推計結果(エアコン:令和3年度)」より一部を抜粋

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