「分からない」と「確認していない」の大きな違い

2018年6月7日付 NHK 「JA職員ら廃タイヤ無許可処分か

トラクターなどの修理で出た廃タイヤの処分を無許可の業者に委託したとして、村上市のJAにいがた岩船の職員らが、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されました。

ニュースの見出しが若干不正確です(苦笑)。

JAにいがたが無許可営業したわけではなく、無許可業者に処理委託をした容疑となります。

警察によりますと、職員2人は去年9月までの2年間に、農家のトラクターの修理などで出た廃タイヤ4トンの処分を、産業廃棄物処理の許可を受けていない容疑者に委託したとして、廃棄物処理法違反の疑いが持たれています。
いずれも容疑を認め、2人は「県の許可があるかどうか分からなかった。他の業者よりも安く、サービスもよかった」と供述しているということです。
JAにいがた岩船は「このような事態を招いたことを厳粛に受け止め、役職員一同深く反省するとともに、職員に対する指導、強化を徹底し再発防止に万全を期した対応策を講じます」とコメントしています。

「県の許可があるかどうか分からなかった。」という正直すぎるコメントがふるっています。

正確には、「委託先の許可内容を調べもしなかった」だと思われます。

「分からなかった」には、「悪意は無かったので許してチョ」というニュアンスが漂っていますが、「委託先の許可内容を調べすらしなかった」と正確に表現すると、逮捕された理由がよくわかるようになります。

あとはいつも思うことですが、
「職員に対する指導、強化を徹底し再発防止に万全を期した対応策を講じます」という謝罪のコメントに空虚さを感じてしまいます。

組織として産業廃棄物処理委託契約の手順を定めていなかったのであれば、「一体何の指導を強化するのか?」となります。

まず優先すべきは、排出事業者としての基本的な実務をまず理解し、その手順を定めることです。

それがあって初めて「教育」に進むことができるようになります。

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