JAごとう及び職員2名が不法投棄容疑で起訴される
本年3月に不法投棄容疑で書類送検されたJAごとうの職員2名が、刑事被告人として起訴された模様です。
2017年9月2日付 毎日新聞 「廃棄物処理法違反JAごとうと職員2人起訴 /長崎」
産業廃棄物を不法投棄したとして、長崎地検五島支部は8月30日、五島市籠淵町の「JAごとう」と職員2人を長崎地裁五島支部に廃棄物処理法違反で起訴した。長崎地検が31日、発表した。
起訴された職員は、農産園芸課長のA容疑者(51)と同課職員のB容疑者(37)。起訴状によると、A、B両被告は他の職員5人=3人を同違反で略式起訴、2人を不起訴=と共謀し、2015年11月11、12日、福江ライスセンター敷地内の土中に木くず約5520キロを埋め、みだりに廃棄物を捨てたとしている。
※容疑者の氏名は略
不法投棄した物が、「精米工場で、古くて使えなくなった米の輸送用の木製パレット」とのことですので、
昨日今日の不法投棄ではなく、相当年季の入った不法投棄なのかもしれません。
敷地からは少なくとも40t以上の不法投棄物が見つかったとのことですので、敷地を深く掘り返せば、さらに大量の廃棄物が見つかったりして?
幸い(?)、不法投棄実行者がJAごとう自身ですので、不法投棄物の撤去は滞りなく行われそうです。
書類送検された時の新聞報道で書かれていましたが、JAごとうが不法投棄に手を染めた理由は、
処分に金がかかって面倒だった
という情けないもの。
食の生産者側に位置する組織が不要物の処分費をケチったという事実に、怖さを感じるのは私だけでしょうか?
« むしろ感謝状を贈るべきでは? 総務省が太陽光発電設備の処理に関して経産・環境両省に勧告 »
タグ
2017年9月5日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:news