病院の廃ホルマリン(昭和57年6月14日付環産21号より)
(病院の廃ホルマリン)
問5 病院において解剖用のホルマリンの交換に伴い排出される酸性を呈する廃ホルマリンは何か。
答 廃酸である。
誤解している人が多いのですが、
病院から発生する廃棄物がすべて感染性廃棄物になるわけではありません。
感染性廃棄物になるものは、注射器の針や、血が付着したガーゼなど、病原菌が付着している可能性があるものに限定されています。
ただし、平成24年5月に改訂された「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」では、
ホルマリン漬けされた臓器などは「病理廃棄物」として、感染性廃棄物として取り扱うべきとされています。
※2018.12.6追記
上記の平成24年版のマニュアルのリンク先は削除されていますが、
平成30年3月版の「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」が、環境省サイトに公開されています。
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2013年8月29日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:疑義解釈