産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成22年度)について

2011年12月28日に、環境省から「産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成22年度)
について」が発表されました。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14644

環境省の発表内容によると、

1.平成22年度に新たに発覚した不法投棄の件数は216件(前年度より63件減少)
不法投棄量は6.2万トン(前年度より0.5万トン増加)。

2.平成22年度末時点の不法投棄等の残存件数は2,610件(前年度より19件増加)
残存量の合計は1,781.7万トン(前年度より51.2万トン増加)  でした。

経年変化をグラフで眺めると、2001(平成13)年以降、投棄件数が着実に減少しています。

投棄量については、2009(平成21)年以降、かなり少なくなっています。

不法投棄の実行者の内訳は、件数別にわけると、
排出事業者が121件(56.0%)
実行者不明が46件(21.3%)
無許可業者が8件(3.7%)
複数によるものが21件(9.7%)
許可業者(許可業者)が6件(2.8%) でした。

実行者別の不法投棄量は、
排出事業者が22,563t(36.4%)
無許可業者が14,361t(23.2%)
許可業者(許可業者)が12,740t(20.6%)
複数によるものが2,545t(4.1%)
実行者不明が4,065t(6.6%)でした。

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