はじけてるね!国土交通省
「今日は面白いニュースが無い。いよいよネタ切れか~」と諦めつつあった中、国土交通省から毎日送られてくるメールマガジンを開封すると、しぼんだ心が一気に膨らむニュースが目に飛び込みました。
2022年4月12日 国土交通省発表
「「うんこドリル」とコラボして「うんこドリル 川の安全」を作成しました!(国土交通省・河川財団×うんこドリル)」
「うんこドリル」とコラボして「うんこドリル 川の安全」を作成しました!(国土交通省・河川財団×うんこドリル)
安全に気をつけながらも、多くの子供たちに楽しく川で遊んでほしい!」との思いを込めて、公益財団法人 河川財団、「うんこドリル」を発行する株式会社 文響社とコラボして、「うんこドリル 川の安全」を作成いたしました。
川の事故にあわないで楽しく遊ぶために大切な知識を、うんこ先生と一緒に勉強しましょう!
《 背景 》
川の水難事故は毎年多発しており、水に関わる子どもの事故の約6割は川や湖でおこっています。
そこで、多くの子どもたちに安全に楽しく川で遊んでもらうために、公益財団法人 河川財団およびシリーズ累計で950万部のうんこドリルとコラボし、「うんこドリル 川の安全」を作成いたしました。《 「うんこドリル 川の安全」の概要 》
川の安全に関する知識をクイズ形式で学べる冊子とWEB アプリを制作いたしました。冊子は、全5問。WEBアプリは、川に関する問題が全20問の中から10問ランダムに出題されます。冊子およびWEBアプリにてそれぞれ異なるクイズを提供していますので、下記よりぜひお試しください。冊子:https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/pdf/unnkodoriru.pdf
WEB アプリ:https://play.unkogakuen.com/manabi/game/river/?rf=drill
お堅さの代名詞とも言える中央省庁が「うんこ」ですよ。
時代はここまでうんこにオープンになったかと思うと、感動の涙が止まりません。
問題1となる最初の見開きでは、「うんこ先生(2回)」「うんこねこ」「うんこいぬ」「うんこぶた」「うんこ」と、合計6回も「うんこ」について言及されています。
しかしながら、不潔さを微塵も感じさせることなく、
同じ「うんこ」であるにもかかわらず、可愛い絵柄のキャラクターと完全にマッチした特別な個性が出現しています。
さて、このコラボレーションは、言うまでもなく子ども向けの企画となりますが、「わかりやすさ」と「定着度」においては、従来の官製普及啓発資料のそれを断然上回る、破壊的とも言える効果を発揮しそうです。
「子どもと同じレベルの理解度」というと純粋無垢な子どもに失礼かもしれませんので、次のように言い換えたいと思いますが「子ども以下の理解度しかない大人」にも、「うんこドリル」は非常に大きな効果を発揮しそうです。
是非とも、環境省にも国土交通省のハジケぶりを見習っていただき、委託基準のポイント3つを即答できない担当者向けの「はいしゅつじぎょうしゃの責任」といったコラボレーションをしていただきたいものです。
二番煎じでも構わないではありませんか。効果があるのであれば。
とはいえ、環境省ともなると「うんこ」には一家言がありそうですので、「うんこではなく汚物!」と、法律的に正確な表現に固執しそうなイメージがありますが(笑)。
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2022年4月13日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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