シップリサイクル室蘭が船舶解体状況を公開

河北新報の報道サイトでは、330トンの漁船の解体模様を時系列で見ることができますので、是非ご覧ください。

油は事前に抜き、非常に綺麗に解体されている様子がよくわかります。

10月19日の写真を見ると、船底を除いた船舶の大部分がかじり取られたかのように、見事に切り取られています。

食物連鎖を連想してしまいました(笑)。

実際には、かじり取られた船舶部品がリサイクルされるわけですので、食物連鎖という表現があてはまる部分も大きそうです。

2013年10月20日河北新報 共徳丸 消えゆく船体 気仙沼・解体作業大詰め

 東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市の内陸部に打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」(330トン)の解体が大詰めを迎えている。現場が19日、報道陣に公開された。
 解体作業は9月9日に始まり、全工程の8割が終了。全長50メートルあった船体は船首と船尾部分が切断され約30メートルに、高さも約2メートルになった。約10人の作業員が連日、船倉を重機で砕き、リサイクルに回す部品と廃棄物とに分別している。
 解体工事は19日に完了する予定だったが、分別に時間を要したり、台風で中断したりして1週間ほど遅れた。本体解体は22日ごろに完了し、月末には撤去される。
 作業を請け負った北海道室蘭市のNPO法人「シップリサイクル室蘭」の清水一道理事長は「撤去完了まであと少し。環境と安全に配慮しながら、気を引き締めてやっていきたい」と話した。

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