産業廃棄物処理企業の方にもお薦めのセミナーです
昨日の御昼前に、メールマガジンの号外で、9月20日に東京で開催する「行政・警察から誤解されないための廃棄物管理セミナー」の告知をしました。
すると、メルマガを送った直後に電話があり、「処理企業の者ですが、セミナーを受講できるのでしょうか?」とご質問をいただきました。
「是非お越しください」 とお答えしました。
直接の対象は排出事業者の担当者の方を想定していますが、
処理企業にとっては顧客となる排出事業者が勉強をしている内容を処理企業が知っておくことは、非常に投資効果の高い行動です。
コンサルタントや行政書士の方も排除しませんので、興味がある方は是非ご参加ください(笑)。
「同業者の方お断り」などと勿体付ける気はまったくありません。
コピーすればすぐ真似できるような半端なコンテンツにはしないからです。
むしろ、現状とこれからの将来に危機感を持つ仲間が増え、その人がそれをより多くの人に説いてくれることを望みます。
「行政・警察から誤解されないための廃棄物管理セミナー」
~法律の抜け道ではなく、リスクへの正しい対処法の解説~
●主催:行政書士エース環境法務事務所
●日時:2013年9月20日(金)10:00~16:00
●会場:あすか会議室303D(東京駅八重洲中央口から徒歩2分)
東京都中央区八重洲2-2-1 ダイヤ八重洲口ビル3階
●定員:30名
●受講費:30,000円(消費税込み)
【前納、銀行振込(振込手数料はご負担ください)】
さて、昨日からそのセミナーの詳細を設計し始めましたが、
排出事業者が恐れるべきは、「行政」か「警察」かという問題があります。
もちろん、両方を恐れる、というよりは行政と警察双方に誤解をされない操業が不可欠なのですが、
現実的なペナルティという面においては、行政よりも警察に違反を認知される方が深刻です。
それに、警察がいきなり排出事業者に強制捜査を行うわけではなく、行政の告発なり、情報提供があっての捜査ですから、リスク対策の順序から言うと、行政から指導が入った段階で火消しを行うことが大切です。
ただ、行政機関が行う指導には強制力がないものが多く、経営者層がそのリスクを軽くとらえているところも多いと思います。
で、その指導を軽視し、違反をさらに積み重ねた結果が、企業幹部にまで及ぶ刑事責任の追及という事態につながる可能性があります。
現在、色々と過去の企業不祥事の実例を調べているところですが、環境法違反の場合、
「経営者層の法律リスク軽視」に始まりながら、
「現場責任者の独断でした」に終わるケースがほとんどです。
こういった究極の選択をせざるを得ない局面に至ったとき、
一サラリーマンとして、また、自分の家族を養う人間としてどのような行動を取れば良いか
などもお話ししたいと思っております。
そのため、今回は経営者層ではなく、現場の担当者レベルの方にこそ聞いていただきたいセミナーです。
会社を守ることも重要ですが、自分と家族の生活を守ることもそれ以上に重要です。
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2013年8月27日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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