委託先処理業者の選定が重要な理由

昨日は、東京赤坂で開催された日経BP社主催の「先進企業が語る廃棄物リスクの回避術」というセミナーに参加しておりました。

正直なところ、「かなり上から目線なタイトルだなあ」という印象を受けましたので、内容に一抹の不安を抱きつつ参加しました(笑)。

しかし、実際の内容は地に足のついた非常に実務的なもので、わざわざ東京に赴いて参加した甲斐がありました。

その中で、フジフィルムの方が語っていた「現地確認が必要な理由の中」で、
「委託先処理業者が行政処分を受けると、自社製造プラントを止めなくてはいけなくなる」というお話があり、まさにそのとおりと納得しました。

プラントが大規模になればなるほど、このようなリスクが自社の損失に直結する確率が高くなりますので、
現地確認は自社の利害に直結した重要な投資活動となります。

とはいえ、企業としては、現地確認に要する時間や人件費などのコストも度外視できないため、効率化の工夫に苦心されていることも事実です。

コストはできるだけ抑えつつ、委託先処理業者とのコミュニケーションを増やして、排出事業者責任の自己チェックにつなげる。

このようなループを早急に築くことが必要です。

しかしながら、それには組織における人員リソースが一番のネックになります。

手っ取り早い解決策というものはおそらく存在しませんが、
各社にとってベストな解決策を考える材料は提供できるのではないかと思っております。

上記の現地確認の重要性や効率化について関心を持っていただいた方は、
是非 9月20日に東京で開催する「行政・警察から誤解されないための廃棄物管理セミナー」にご参加ください。

残席はまだ少々ありますので、意識の高い企業とご担当者の参加をお待ちしております。

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