東北地方太平洋沖地震

3月11日に発生した地震と津波
人智を超えた自然の猛威を目の当たりにし、非常に恐ろしい思いがしました。

しかし、私が住む近畿地方では、大きな被害は一切なく、
実際に被害に遭われた方が感じた恐ろしさは、その比ではないと思います。

天災による被害の復興が一日も早く進むことを祈っております。

そのためにも、いまもっとも優先されるのは、人命救助と、道路やライフラインなどの復興です。

1995年の阪神淡路大震災でも、道路網が完全に復活するまでには、かなりかかった記憶があります。
電車などは、たしか地震発生の2か月後には全面復旧していました。

今回の東北地方の地震でも、物流インフラの復旧が整うのは、それくらい、あるいはそれ以上かかると考えた方が良いのかもしれません。

ニュースなどで拝見する限り、津波に建物などがさらわれた関係で、被害地の一帯は泥などでひどい状況になっています。

これらのものをこれから除去していかなくてはならないわけですが、
可燃物と不燃物をわけたり、場合によっては、その場で「野焼き」をせざるを得ない場面が必要となりそうです。

野焼きは一般的には違法ですが、自治体が自ら行う野焼きは違法ではありません。
廃棄物を減容化しないことには復興もままなりませんので、非常措置として、自治体が主体となる野焼きも必要となると思われます。

廃棄物の速やかな選別と減容化が、復興の不可欠な要素となりますので、
行政と廃棄物処理企業の密接な連携が鍵となります。

被災者の方の救助と、被災地の一日も早い復興を祈っております。

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