不法投棄色々
海岸に鶏の死骸が100体余り不法投棄されるという猟奇事件。
砂浜に残ったタイヤ痕から、養鶏会社の役員が逮捕されました。
マニフェストではなく、ひき逃げ事件の捜査のようにタイヤ痕から不法投棄犯が発覚というのも珍しい事件です。
タイヤ痕が無かったとしても、これだけ大量の鶏の死骸が出るところと言えば、やはり養鶏所しかありませんので、遅かれ早かれ実行犯は判明したものと思われます。
しかし、なぜわざわざ目立つ海岸に死体を不法投棄したのか?
宗教的な目的なのか、それとも・・・・
続いては、Asahi.comより
大阪市は7日、市環境局でごみ収集を担当する職員2人がごみを不法投棄したとして、男性職員(36)を停職1カ月、別の男性職員(49)を減給(7千円)の懲戒処分にしたと発表した。市によると、2人は4月、住吉区で家庭ごみを運ぶ際、5袋分をマンションのごみ置き場に投棄。マンションのごみは民間業者が収集するため、2人は「楽ができると思った」と話しているという。
さらっと書いてありますが、ごみを回収するべき大阪市職員が、仕事を楽したいがために、集めた家庭ごみをマンションのごみ置き場にわざわざ捨てたという、言語道断の犯罪です。
停職1か月と減給というのは処分として甘すぎると思われます。
職務の本分と真っ向から相反する犯罪をした場合は、公務員への信頼を大きく失うことになりますので、「懲戒免職」相当の犯罪行為だと思います。
不法投棄をした二職員は、社会全体の廃棄物への無関心に助けられました。
警官が拳銃で人を傷つけてしまうと、それが正当な職務行為であっても大きく批判されます。
しかし、「正当な職務行為」と、「手抜きをしたいための不法投棄」のどちらが悪質かは考えるまでもありません。
今回の事件は、絶対に環境局職員がやってはいけない犯罪だと思います。
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2011年7月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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