機会があれば見学したい 日本車両リサイクルの工場公開

1月11日付 産経ニュース 列車解体を公開 日本車両リサイクル

 金属加工処理会社の日本車両リサイクルは11日、富山県高岡市の本社敷地内の工場で、列車の車体を解体する作業を地元関係者などに公開した。解体処理工場としては国内初という屋内型。昨年10月に完成し、今月から本格稼働する。

 工場では、日本や米国など4カ国で特許を取得した「ギロチンプレス機」と呼ばれる大型の機械が、長さ約22メートルの車体を約30分かけて徐々にのみ込み、圧縮、せん断した。月に最大100台の処理が可能という。鉄などを他の業者に持ち込み、リサイクルする。

 高倉康氏社長は古い車両に含まれるアスベスト(石綿)対策に関して「車両を密閉し飛散防止の液体をかけて作業するなど、二重三重の安全対策をとっている」と強調。今後の事業については「車両だけでなく、老朽化した橋などの大型物件にも積極的に取り組み、特徴のあるリサイクルをやっていきたい」と話した。

当ブログでも数回取り上げてきた内容ですが、
1月11日に日本車両リサイクル(富山県高岡市)が、地元関係者向けに工場見学会を開催したそうです。

リンク先のページでは、電車車両をギロチンプレスする模様を画像で見ることができます。
ただし、車両が巨大すぎるため、写っているのは車両のほんの一部だけですが(笑)。

月に100台の車両が処理できるということは、日量では3~5台の処理量ということになります。
24時間年中無休で処理しているわけではないと思いますので、おおよそ1時間半で1台の処理量というところでしょうか?

アスベストが使用された車両の場合は、かなりの手間をかけてアスベストを除去するため、もっと処理量が少なくなるようですが、安全かつ自動的に処理できるというところが、この工場の強みなのでしょう。

電車オタクではありませんが、電車車両という巨大な廃棄物がオートマティックに一括処理される様子は壮観だろうと思います。

タイトルに書いたとおり、機会があれば是非見学させていただきたい施設の一つです。

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