規制改革推進計画の再改定

平成21年3月31日、「規制改革推進のための3か年計画」の再改定が閣議決定されました。

改定された計画は 内閣府規制改革会議のHPからご覧になれます。

規制改革推進のための「措置事項」として、非常に多くの分野が挙げられておりますが、その中に「環境」というテーマがあります。

「環境」のテーマのうち、「リサイクル・廃棄物」が大部分を占めています(39個中25個)ので、廃棄物関連の規制改革が待ち望まれていることがよくわかります。

25個の「リサイクル・廃棄物」関連のうち、産業廃棄物に関するテーマを挙げてみます。

・家電リサイクル法で規制される製品群に係る、廃棄物処理法上の保管数量制限の緩和
・廃棄物収集・運搬・処理業の許認可に係る地方公共団体の申請書式の統一化
・廃棄物処理法上の行政手続及び書類の電子化・電子マニフェスト普及率50%達成策の明確化
・廃棄物のエネルギー利用の推進
・木くずの運用の明確化
・産業廃棄物の搬入・搬出の円滑化
・地方公共団体ごとの産業廃棄物処理規制の見直し・中間処理前における廃棄物の選別
・広域認定制度における他社製品の回収について
・(既に措置済み)事業系一般廃棄物である木くずの一般廃棄物と産業廃棄物の区分の検討
・使用済衣料品・繊維等のリサイクルに係る店頭回収・運搬・処分について
・電子機器等、同一性状の他社製品を含む下取り・運搬・処分について
・産業廃棄物優良性評価制度の見直し

次回から、「リサイクル・廃棄物」に関する規制改革推進のための「重点計画事項」や「措置事項」を解説してまいります。

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