ようやく廃棄物処理法改正に向けて始動の模様

長らく多くの事業者から「まだか まだか」と待たれていた(?)次の廃棄物処理法改正についてですが、
年度末ぎりぎりにしてようやく動き始めた模様です。

2016年2月8日付 環境省発表 「(お知らせ)中央環境審議会循環型社会部会(第12回)の開催について」

1.日時  平成28年2月24日(水) 10:00~12:00

2.場所  大手町サンスカイルーム E室
     (東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル24階)

3.議題(予定)
(1)第三次循環型社会形成推進基本計画の点検等について
(2)PCB廃棄物の期限内処理の早期達成に向けた追加的方策について
(3)G7への対応について
(4)廃棄物処理制度専門委員会の設置について

議題の一番最後に「廃棄物処理制度専門委員会の設置について」と書かれていますが、この専門委員会において法改正内容を審議するのが通例となっています。

よって、この専門委員会が設置された後は、ようやく法改正の具体的な審議が進むことになります。

とはいえ、2月24日の循環型社会部会では、専門委員の名簿くらいしか提出されない予感がいたします。

本格的な審議は、2016年4月以降になるのではないかと予想しております。

そうなると、前回の2010年改正時のように頻繁な審議は行うことはできそうにありませんので、
2016年度中に法改正まで漕ぎ着けようとするならば、少ない回数の審議で、小規模の法改正に止まるのではと、これまた勝手に予測しております。

この部会で法改正方針が明らかにされるとは思えないのですが、
ちょうど2月24日は東京に出張する予定でしたので、早速傍聴希望をメールで送信しておきました。

朝10時開始というのは、大阪の人間にとっては辛すぎます(笑)。

ペーパーレス化の推進のため、部会の資料は自分で印刷をするか、PCやタブレットを持参して自ら閲覧しないといけないそうです。

閲覧性という面においては、電子情報よりも紙の方が断然優れていると考えるアナログな人間なので、自前で印刷をしてから傍聴するつもりです。

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