(第4回)321通知の分析(排出事業者責任とその重要性について)

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第4回目は、「1.排出事業者責任とその重要性について」の分析です。
末尾の「周知願いたい」の段落は省略します。

1.排出事業者責任とその重要性について
 廃棄物処理法第3条において、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならず、また、当該廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努めなければならないとする排出事業者責任を定めている。排出事業者は、その廃棄物を適正に処理しなければならないという重要な責任を有しており、その責任は、その廃棄物の処理を他人に委託すれば終了するものではない。

※注釈
ほとんどが法律の条文を引用しただけであり、誰でも知っている常識しか書かれていません。

ここに書かれた内容を「初耳だ」という人は、少なくとも当ブログ読者には皆無と思います。

 排出事業者は、その廃棄物について自ら処理をするか、自ら行わず他人に委託する場合には、産業廃棄物であれば産業廃棄物処理業者等、一般廃棄物であれば一般廃棄物処理業者等、廃棄物処理法において他者の廃棄物を適正に処理することができると認められている者に委託しなければならないなど、 廃棄物処理法における排出事業者責任に関する各規定の遵守について改めて認識する必要がある。

※注釈
ここも、委託基準に関する誰もが知っている常識しか書かれていません。

まとめ

仰々しく「排出事業者責任とその重要性について」と大上段に振りかぶった割には、「赤信号では止まりましょう」レベルの、条文を読めば誰でもわかる常識しか書かれていません。

これでは、通知をわざわざ発出した意味がありません。

今さら取り上げる必要の無い情報をわざわざ通知で持ち出した意図はどこにあるのか?

「空城の計」のように、環境省には諸葛亮孔明や真田昌幸ばりの深慮遠謀があるに違いありません!

出典:横山光輝「三国志」の司馬懿仲達の台詞

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