ヤマダ電機が東金属の経営支援に乗り出す
asahi.com ヤマダ電機はリサイクル企業支援に反応薄だが期を残す
ヤマダ電機(9831)は軟調な始まりとなり、寄りあとの5350円(50円安)を上値に一進一退。
24日、総合リサイクル企業で、同日に民事再生手続きの開始を申し立てた東金属株式会社(東京都江戸川区)に対し再生支援を行なうと発表。ただ、株価材料としての反応は今ひとつとなった。
株価は昨日まで、前日比変わらずを1日加えると7日続落。複数の移動平均を下回り、チャートの形が悪くなっているとの指摘がある。
本日は週末売買日のため、本腰の買いは期待薄との見方が多いものの、住宅事業のエス・バイ・エル(1919)の子会社化に続き、リサイクル事業も取り込むことになるため、期待感はあるようだ。
ヤマダ電機の発表内容 東金属株式会社の民事再生への支援に関するお知らせ
売 上 高:8,179 百万円(平成23 年5 月期)
経常利益:▲376 百万円(平成23 年5 月期)
81億円の売上で、3億7千万円の赤字という理由がよくわかりません。。。
過大な設備投資をしているわけでもなさそうなのですが。
リーマンショックと最近のスクラップ価格低迷のダメージが大きかったのでしょうか?
いずれにせよ、ヤマダ電機にとっては、増資分の出資額や4億円を上限とする融資枠はそれほど大きな問題ではなさそうです。
オリンパスの例もありますので、ヤマダ電機がどこまでコラボレーションを考えているのかはわかりませんが、
店頭で廃家電を下取り回収 ⇒ 新品の販売促進
⇒ 東金属で有価買取、あるいは安く処理
という意図がありそうなのはすぐにわかります。
ヤマダ電機のほぼ一人勝ちが確定しそうな現在、
占有シェアの高さを生かした戦略に進むのか
単なる経営支援に止まるのか
今後も注視したいと思います。
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2011年11月25日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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