京都府で初の一般廃棄物の無許可営業逮捕事案

毎日新聞 廃棄物処理法違反:廃棄物の無許可収集、運搬容疑で逮捕--下鴨署 /京都

 無許可で廃棄物収集・運搬をしたとして、下鴨署などは21日、4容疑者を廃棄物処理法違反(無許可一般廃棄物収集、運搬業)容疑で逮捕した。同容疑での逮捕は府内初という。

 逮捕容疑は、4人は共謀のうえ、今年1月6~18日、京都市の許可を得ずに「エコ関西引越物流サービス」を名乗り、長岡京、木津川、城陽の各市内の6軒の家庭からパソコンやテレビなど10点を計2万500円で収集し、伏見区内の事務所に運んだ、とされる。

昨日の引っ越しごみの運搬問題に引き続き、一般廃棄物処理に関する事件報道です。

今日は、「京都府初の逮捕」というところに注目しました。

大阪府などでは、昨年からこのような無許可廃品回収業者が逮捕されはじめています。

そのため、今後はますます無許可業者の摘発が進むのではないかと期待しています。

しかし、新聞報道が事実だとすると、廃棄物10点で20,500円というのは著しく安い金額です。

仮に不法投棄をしていたとしても、大人の男4人で利益を分配すると、アルバイトをしている方がましな金額なのではないかと思われます。

もちろん、報道されている金額は、警察が特定した分についてのみですので、実際にはこれの何倍も扱っている可能性があります。

それでも、この利益率の低さは異常に安いと言わざるを得ません。

1点2,050円の回収費用というのは、自治体の回収費用よりも安いかもしれません。

どんな処理をするつもりだったのかを知りたいところですが、
持続不可能な安値のモグリ業者には、やはり速やかに退場していただく必要があります。

警察の迅速な対応を今後も期待しています。

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