産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成24年度)について

2013年12月26日に、環境省から「産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成24年度)について」が発表されました。

環境省の発表内容によると、

1.平成24年度に新たに発覚した不法投棄の件数は187件(前年度より5件減少)
不法投棄量は4.4万トン(前年度より0.9万トン減少)。

2.平成24年度末時点の不法投棄等の残存件数は2,567件(前年度より43件減少)
残存量の合計は1,777.3万トン(前年度より84.8万トン減少)  でした。

経年変化をグラフで眺めると、2002(平成14)年以降、投棄件数が着実に減少しています。

投棄量については、それまでは不適正保管とされていたような事案が不法投棄事案に“格上げ”されることがあるため、年度によって多少のばらつきがありますが、概ね少ない状況が4年ほど続いています。

件数別の不法投棄実行者の内訳

不法投棄実行者別の不法投棄量の内訳

前年の平成23年度は許可業者による不法投棄量が非常に多い状況でしたが、平成24年度は例年通り「件数」「量」ともに、排出事業者による不法投棄が過半数を占めています。

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