近年まれにみる原始的犯罪
毎日.jp 廃棄物処理法違反:無許可で木製パレットを処分 容疑の2人逮捕/栃木
廃パレット数百枚を畑で焼却処分したため、無許可営業が発覚。
委託者と受託者の双方が逮捕されたという事件です。
タイトルにも書きましたが、近年まれにみる原始的な法律違反です(笑)。
野焼きに驚いた住民に消防に通報されるくらいですから、一挙に数百枚のパレットを燃やそうとしていたものと思われます。
パレットはそう簡単に燃え上がるものではありませんので、おそらく灯油などを助燃材として使っていたのではないでしょうか。
パレットを専門に引き取ってくれる企業は、ネットで検索すれば複数ヒットしますので、
「業者に断られたから」というよりは、処理費を負担したくなかったというのが本音ではないかと思います。
いずれにせよ、「無許可営業」と「無許可業者への委託」は、廃棄物処理法上もっとも重い罰則の適用対象となります。
法律の無知では済まないペナルティを負わされることになります。
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2010年8月25日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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