天神祭のゴミ対策

大阪市北区天満に事務所を構えてから早6年になりますが、7月24日・25日に開催される天神祭は一度も生で見たことがありません。

その理由は簡単で、交通渋滞や電車の混み具合が尋常ではなくなるからです(笑)。

そのため、実際の天神祭は20年くらい前に見たのが最後なのですが、祭りの翌日に出勤すると、天満橋駅から北の谷町筋にはゴミが大量に散乱しています。

しかし、今朝早めに出勤すると、去年までは無かった簡易ゴミ箱が今年は設置されていました。

さり気なく広告が入っているところからして、地元企業の協賛で設置した模様。
祭りの後はいつも谷町筋がビール臭いのですが、今日が花火を打ち上げる本番の日なので、ゴミ箱の設置効果はいかに?密かに大きく期待をしています(笑)。

ゴミ箱は段ボール製で、そのままリサイクルできます。これを主催者に提案した会社はかなりスマートですね!ゴミの片づけはどの地域でも苦慮しているはずなので、一度こういった大きな祭りで実績を作ると、後は各地域に広げるのは簡単そうです。
皆さんも地元の祭りで提案されてみてはいかがでしょうか。

毎年祭りの翌日に出勤して思うのですが、いつも綺麗な谷町筋が、天神祭の翌日だけはスラム街の裏道のようにゴミが散乱しています。

でも、正午になる前には、すっかりそのゴミが片付けられ、いつもの綺麗な谷町筋に戻っています。

近隣の自治会や住民の方が一斉に清掃をされていらっしゃるのだと思いますが、自分が出したゴミではないのに、文句を言わずに片づけをする姿勢には頭が下がります。

これこそが、生粋の大阪人の民力と言えます。

TVにあふれ返っている怪しげな関西弁からイメージされる大阪は、一部の偏ったパーソナリティの人のものなのです(笑)。

天満一帯ではいまだに日常会話で「太閤さん」が出てくるくらいですから、歴史の蓄積がそこかしこに残っています。

そうした積み重ねと共に、天神祭が地域の誇りとして引き継がれています。

「厚かましい」とか、「がさつ」という言葉とは程遠い、本来の意味での大阪人が天満にはたくさんいらっしゃいます。

私は河内生まれで北摂在住ですから、残念ながら天満人ではないのですが(笑)。

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