RDFはリサイクルではない
今さらながらの感はありますが、RDFの製造と販売が行き詰っているというニュースです。
ゴミを化石燃料を使って、「燃料」にし、それをまた遠方の発電所などに運んで燃やすという
最初から製造コストを度外視した夢のようなお話でしたので、うまくいかなくて当然です。
導入がひと段落した10年前から、既に計画の行き詰まりが指摘されていましたので、
逆に、2010年になっても全国で46施設が稼働していることに驚きました。
結局燃やすことには違いないのですから、余計なエネルギーを使わずに、最初からゴミを燃やせば済む話なのです。
記事では、識者のコメントとして、「敗戦処理」と書かれていますが、
環境省は、一度でも「勝利」を目指したことがあるのか甚だ疑問です。
税金を使った大掛かりな無駄遣いに他なりません。
環境省は、即刻、RDFの使用価値を否定するべきです。
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2010年12月21日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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