廃酸と廃アルカリの違い

顧問先の処理企業から「廃酸と廃アルカリの違いを教えてほしい」という質問がありました。 これ、答えは非常に簡単で、pH値が酸性かアルカリ性かのどちらかで自動的に決まります。 廃酸と廃アルカリは、液体状の産業廃棄物ということ…

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委託契約書に関する誤解集

今回は委託契約書に関してよく耳にする誤解についての特集です。 誤解1 「契約書」ではなく、「覚書」というタイトルで委託契約をするのは廃棄物処理法違反だ。 正解 契約書のタイトルが、「契約書」であっても、「覚書」であっても…

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廃棄物処理業における法務知識の重要性

先週7月29日(金)は、顧問先処理企業で、営業担当者向け法務研修を行いました。 株式上場をしている企業の場合、大体は「法務部」を設置し、そこで契約書の内容をチェックしているわけですが、 産業廃棄物処理委託契約の場合、法務…

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廃棄物処理企業の事業承継に伴う手続き

最近、新聞報道などで廃棄物処理企業のM&Aに関する記事が増えてきました。 上場企業でなくとも、今後は廃棄物処理企業のM&Aの動きは活発化するものと思われます。 それはなぜか? 理由は2つあります。 第1の理由として、「経…

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自ら運搬の場合のマニフェスト

 2010年改正により、少量の建設廃棄物を、下請業者が排出事業者として自ら運搬することが可能になりました。  具体的には、  新築・増築・解体工事を除く建築工事で、  1回あたり1立方メートル以下の建設廃棄物を  元請業…

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現地確認の際の着目点

6月10日に配信したメールマガジンを転載します。  今回は、現地確認の際の具体的な着目点を、委託する処理業者ごとに解説します。  まずは、中間処理業者を訪問した場合から  中間処理を委託する場合に考えられるリスクは2つあ…

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最終処分場は現地確認の対象?

6月3日に配信したメールマガジンを転載します。  5月27日のNEW環境展記念セミナーは無事終了しました。  会場にお越しいただいた方には、私の新著「ぜーんぶわかる廃棄物処理実務」が無料で配布されましたので、新著を元に講…

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下取りの無限連鎖は可能か?

製品販売事業者による、新品の販売時の旧製品の無償回収行為は、 「廃棄物処理・リサイクルの進展につながる」ため、廃棄物処理業の許可なしに回収することが認められています。 その根拠は、 平成12年9月29日付衛産79号「産業…

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事前の再委託承諾契約は合法か?

最近、処理業者側の立場から、「委託契約書に最初から再委託承諾書を添付しておけば、自由に再委託できるのか?」という相談を、立て続けに受けています。 結論を解説する前に、再委託の法的根拠を見ておきましょう。 廃棄物処理法第1…

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処理業者が倒産した際の排出事業者責任追及例

委託先処理業者が不意に倒産したことで、そこに委託をした排出事業者に対し、残った未処理産業廃棄物の撤去が求められるという事例が出ました。 大阪府 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第12条の6第2項に係る勧告に従わない者の公…

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