廃棄物処理法の罰則(第25条 5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金)
廃棄物処理法第25条は、廃棄物処理法の中で最も重い罰則を定めています。 具体的には、「5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、またはこれの併科」という刑罰です。 廃棄物処理法第25条違反の罪となる行為は ・廃棄物…
2009年6月17日 | コメント/トラックバック(0) |
罰則とは
罰則とは、その法律で定められている「やってはいけないこと」のメニューです。 廃棄物処理法の理解を深めるため、あるいは、知らない間に法律違反を起こさないようにするためにも、廃棄物処理法の罰則を理解することは非常に重要です。…
2009年6月15日 | コメント/トラックバック(0) |
マニフェストを保存しなかったために書類送検された実例
中日新聞の6月3日付の記事より内容を一部抜粋します。 出典:産廃業者など書類送検 名古屋・中村署、管理票虚偽記載容疑で 産業廃棄物管理票(マニフェスト)を廃棄したり、虚偽記載したりしたとして、名古屋・中村署などは廃棄物処…
2009年6月4日 | コメント/トラックバック(2) |
措置命令とは
「廃棄物処理法」における「措置命令」とは、 ①廃棄物処理基準に適合しない廃棄物の処分が行われ ②生活環境の保全上支障が生じ、又は生ずるおそれがあると認められる時に 市町村長や都道府県知事が期限を決めて、その処分を行った者…
2009年6月1日 | コメント/トラックバック(0) |
委託契約締結後の注意点
委託契約を結んだ後も、以下に示すポイントを常にチェックし、間違った方法で処理委託をしないよう、気をつけてください。 産業廃棄物処理委託契約書の内容 契約で決めた処理料金は、一般的な料金と比較して、著しく高くない(または安…
2009年5月11日 | コメント/トラックバック(0) |
委託契約書の記載事項(2)
収集運搬の委託契約の場合には、中間処理場や最終処分場などの、具体的な運搬先を必ず記載しなければなりません。積替え・保管を行う場合は、積替え・保管を行う場所の所在地、その場所で保管できる産業廃棄物の種類や保管量の上限などを…
2009年4月20日 | コメント/トラックバック(2) |
委託契約書の記載事項(1)
産業廃棄物処理の委託契約書に、記載しなければならない事項を大別すると、「誰と誰の契約なのか」「何を」「どのように」の3種類になります。 まず、「誰と誰の契約なのか」を明らかにするため、委託者である排出事業者と、受託者であ…
2009年4月13日 | コメント/トラックバック(0) |
委託契約書を作成する目的
委託契約書を作成する目的のうち、もっとも大きなものは「コンプライアンスのため」と言えます。 通常の商取引の場合は、契約書の存在が無くとも、当事者同士の「売りましょう」「買いましょう」という意思の合致だけで有効に成立します…
2009年4月6日 | コメント/トラックバック(0) |
産業廃棄物管理票(マニフェスト)とは
産業廃棄物管理票とは、産業廃棄物の処理を委託する際に委託者が発行する伝票のことです。「マニフェスト」と呼ばれることもあります。 マニフェスト(manifest)とは、「積荷目録」や「乗客名簿」を意味する英語で、アメリカの…
2009年3月30日 | コメントは受け付けていません。 |
現地確認は排出事業者の義務か
最近、愛知県をはじめとする地方自治体が、産業廃棄物の排出事業者に対し、「委託先の処理業者の施設を実際に確認すること」を義務付ける条例を制定し始めました。 愛知県「廃棄物の適正な処理の促進に関する条例」 第7条 事業者は、…
2009年3月27日 | コメント/トラックバック(0) |