またもや一般廃棄物処理業の無許可営業で逮捕

産経ニュース 家庭ゴミ無許可処分業者の男5人を逮捕 警視庁

最近、もぐりで一般廃棄物処理事業をしている会社の検挙事例が増えています。

記事では、「廃棄物処理業の許可を受けていた」と書かれていますが、産業廃棄物収集運搬業の許可を受けていただけであり、一般廃棄物処理に関しては、完全に無許可状態だった模様です。

自治体よりも高い処理料金を負担して、無許可業者に出すメリットはまったく無さそうに思いますが、
それでも被害に遭う人が後を絶たないことから考えると、
ごみ出しに関する自治体の情報公開方法に問題がありそうです。

ごみの回収日程度は簡単に公開している自治体がほとんどですが、
粗大ごみや不燃ごみの回収料金や依頼方法などを細かく説明している自治体は意外と少ないものです。

お年寄りなど、インターネットに接していない人がチラシなどを見てモグリ業者に依頼をするケースも多いと思いますが、
自治体HPでわかりやすく情報を公開するだけでも、この手の犯罪被害はかなり低減できると思います。

ここ2、3年の傾向として、報道機関でも一般廃棄物処理の無許可営業事件を取り上げるケースが増えてきましたので、
このまま事件報道が増えていくと、お年寄りなどにもモグリ業者に依頼する危険性が伝わっていくと思われます。

また、警察としても、最近は少量の不法投棄であっても事件化する傾向にありますので、
徐々にではありますが、不法投棄や無許可営業の違法性が具体的に伝わっていくものと思います。

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