有償売却できないものの扱い(昭和55年1月30日付環産2号)
(質問事項) 事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、工作物の除去に伴って生じたコンクリート破片を土地造成に利用する目的で、粒度調整等の中間処理をし、附加価値を高めたとしても、そのものを有償売却できず、また占有者自らも土地造 … Read more
「最新産廃処理の基本と仕組みがよ~くわかる本」の著者 尾上雅典がマニフェストや委託契約の基本、廃棄物処理法の押さえておくべきポイントなど、廃棄物管理に携わる人に 必須の知識をわかりやすくご解説いたします。
過去の行政通知文書から、廃棄物処理法に関する疑義解釈を抜粋、解説します。
(質問事項) 事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、工作物の除去に伴って生じたコンクリート破片を土地造成に利用する目的で、粒度調整等の中間処理をし、附加価値を高めたとしても、そのものを有償売却できず、また占有者自らも土地造 … Read more
問115 染物工場(1日当たりの平均的な排出水量が50立方メートル未満)の排水口から公共用水域に排出される排出水は、水質汚濁防止法上、排水規制がかからないため、(廃棄物処理)法により規制すべきものではないか。 答 工場又 … Read more
問114 日本国内で生じた産業廃棄物を日本国籍の船舶において日本国の法人が公海上で処理する行為には(廃棄物処理)法の適用があると解するがどうか。 答 お見込みのとおり。 廃棄物処理法の原則というよりは、法律の「属地主義」 … Read more
問106 魚を原料として飼料を製造している工場が油分を相当程度(45%)含むでい状物をみだりに投棄しているが、これは法第16条第1項に規定する廃油の不法投棄となるか。 答 お見込みのとおり。なお、当該でい状物は汚でいと廃 … Read more
問104 古物商が工場から有償で得た被覆電線を消防署の消防法(昭和23年法律第186号)による許可取得後、銅の部分をとり出すために、河川敷で野焼きを行い、その焼却残渣を放置している。これを燃えがらの不法投棄としてとらえ、 … Read more
問102 無許可の産業廃棄物処理業者が地主の了解を得て、産業廃棄物を窪地に捨てている。法第16条違反となるか。 答 地主の了解の有無は、法第16条の適用の可否にかかわりがないものである。 ※解説 産業廃棄物を捨てている者 … Read more
問101 自己所有又は借地に素掘りの穴を掘り、ごみを埋め立てた場合、これは不法投棄に該当するか。 答 その土地について、所有権または賃借権のあることのみをもってして、法第16条の規定の適用がないとすることはできない。 ※ … Read more
問94 汚でい、水、セメントをミキサーで混練して、そのまま埋め立てる方式を行っている者がいるが、この場合のミキサーは令第7条第9号にいうコンクリート固型化施設に該当するか。 答 該当しない。 産業廃棄物処理施設たるコン … Read more
問93 一つの焼却炉で二種類以上の産業廃棄物を焼却する場合、この焼却炉の処理能力はどうとらえるべきか。 答 個々の廃棄物を同時あるいは別々に焼却するのいかんにかかわらず、それぞれの産業廃棄物に単独に焼却した場合の公称能力 … Read more