「委託料金」は「見積書記載のとおり」でOK?

処理業者側のニーズに、「産業廃棄物処理委託契約書の委託料金はできるだけ固定化したくない」というものがあります。 そうしたニーズを追求すること自体は違法ではありませんので、法律の許す範囲で、可能な限り弾力的な表現を見つける…

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廃石綿が発生する解体工事現場ごとに特別管理産業廃棄物管理責任者の設置は必要か?

特別管理産業廃棄物を発生させる事業場においては、「特別管理産業廃棄物管理責任者」の設置が必要です。 廃棄物処理法第12条の2 8 その事業活動に伴い特別管理産業廃棄物を生ずる事業場を設置している事業者は、当該事業場ごとに…

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建設廃棄物処理と工期の関係

「建設工事の工期と、建設廃棄物処理委託契約の契約期間は同一である必要はあるのでしょうか?」という質問をいただきました。 頻繁ではありませんが、このテーマの質問は定期的にいただきます。 結論を先に書くと、 「建設工事の工期…

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「処分の場所の所在地」とは

産業廃棄物の中間処理委託契約書には、「処分の場所の所在地」を記載しなければなりません。 廃棄物処理法施行令第6条の2(事業者の産業廃棄物の運搬、処分等の委託の基準)  法第12条第6項の政令で定める基準は、次のとおりとす…

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再委託された後の手続き

前回の「排出事業者にとっての再委託されるリスク」では、 再委託された場合に排出事業者に発生するリスクとは、この「(産業廃棄物管理票に関する)措置内容報告」です。 と述べました。 リスクとは言え、「措置内容報告書」を都道府…

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排出事業者にとっての再委託されるリスク

今回は、「排出事業者にとっての再委託されるリスク」についてです。 前回の「再委託の違法性の整理」では、 排出事業者についてですが、 無断で再委託をされているため、再委託されたことに関する罰則はありません。 しかしながら、…

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再委託の違法性の整理

今回は、再委託の違法性の整理です。 (第2回)「再委託されたことに気づくタイミング」で登場した企業に再登場していただきます。 ・排出事業者(建設工事の元請事業者) ・株式会社下請商店(建設工事の下請事業者であり、産業廃棄…

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再委託されたことに気づくタイミング

「委託先業者に無断で再委託された場合の対応」の続きです。 再委託された場合の手順のすべてを一気に解説しようかと考えていましたが、順を追って丁寧に解説します。 まず問題とすべきは、「委託者が再委託されたことに気づくタイミン…

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委託先業者に無断で再委託された場合の対応

「再委託」とは、「産業廃棄物処理業務を請け負った処理業者等が、自社で請け負った業務を他者に丸投げすること」です。 収集運搬の場合なら、「自社に運搬を委託されたにもかかわらず、他の業者に産業廃棄物の回収・運搬をさせること」…

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対価の支払い方法の変更に関する覚書

当ブログで一番閲覧数の多い記事は、「覚書への印紙貼付の要否」なのですが、先日、その記事へのコメントで、「仲介業者経由で請求・支払いを行う旨の覚書は、印紙税の課税文書に該当しますか?」というご質問をいただきました。 おそら…

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